薬膳レッスンレポート 肝の養生
薬膳レッスンは、より深く、陰陽に季節の影響や五行(五臓)をあてはめて、よりピンポイントの不調を整えるため。主に食材とおすすめの調理を体質に合わせる方法を学びます。
ちなみに、マクロビオティックレッスンは素材の選び方、身体がかたまりやすい?ゆるみやすい?など陰陽のバランスを整える調理法と伝統的な和食をお伝えしています。料理が上手になりたい方はまずこちらをおすすめ。
今回は応用クラス「肝」がテーマ。
春は冬にたまったものを解毒するのに、よく働いてくれています。
だからこそ熱がこもりやすい、疲れやすい。
肝は血を浄血造血する場所でもあるので、血が必要。血をためてくれる臓器です。
肝は自律神経を主り、精神の安定にとても重要。
女性の生理トラブルに深く関わってきますね。
肝の気は、季節の陽の気が上がるとともに「上に上がる」が正常なんですが、上がりすぎると、、、、
イライラ怒りっぽくなったり、頭痛やめまいがしたり、肩がはって凝ったり、生理前に胸のラインが痛く張ったりなどに出てきます。
でも、上がる気が上がらないのも問題。春の欝々した状態になります。
そこに怒りを抱えていたりすると(上司やだんな様に(;^ω^))、熱が胃腸に飛び火して、胃炎や胃潰瘍、口臭などの原因になったりもします。
このタイプの人は、発散できないのが問題。炭酸に走ったりしますね~
て、お話をしたら、私そのものです!という方がいました。
料理は7品。漢方薬剤の煮込みなどをおいしく仕上げてます(^^)
ストレスなどによるつまった気を流していき、上がった気をおろしクールダウンさせるもの。
がっつり血をつくるもの。解毒を促すもの。
人によりはまるものが全く違うのがおもしろいところ。
私こっちの流れるラインが好き~という方は、元気で習い事いっぱいだけどいつも忙しくイライラめ。
血をつくるタイプの生徒さんは、虚弱タイプの方々。解毒を好んだ方は、薬を服用されている方。
ぎりぎりの苦い味で、苦いと感じる人と全く感じない人がいたりなど、実験的にお料理するのが私の薬膳の楽しみ。毎回フムフム予想通りだ~とほくそ笑んでます(笑)
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